経営の本質を学び、実践し、伝える

Greeting

会長挨拶

会長(代表理事)挨拶

大久保 秀夫

 『失われた30年』という言葉に象徴される通り、「日本経済全体が長きにわたって低迷している」という認識が通説になっています。しかし、本当にそうでしょうか。確かに、消えていった会社、業績が伸び悩んでいる会社はたくさんあります。一方で、大きく成長を遂げ、社員はもちろん、顧客、株主、取引先、地域等、関わる全ての人を幸せにしている企業もたくさん存在するのです。

 この違いはどこにあるのでしょうか。私は「王道経営」を実践しているか、そうでないかの違いでしかないと考えています。すなわち、この30年間で「王道経営」ができていない会社が増えているということです。

 自分の会社が上手くいかないことを、時代や国のせいにしても意味がありません。それよりも、「自分が会社を変えるんだ!」「自分が時代を変えるんだ!」「自分が国を変えるんだ!」という当事者意識や挑戦する姿勢を持ち、まずは自分の会社、自分の事業に向き合うことが、経営者としてやるべきことではないでしょうか。私は、そのための唯一の方法が「王道経営」だと考えています。

 「王道経営」と聞くと、特別なことのように思うかもしれません。しかし、そうではありません。どんなに時代が変わっても、変わらずに押さえなければならない経営の要諦にきちんと向き合い、正しく判断・対応するという、むしろ基本であり、大原則なのです。

 近年、AIを始めとする情報技術の進歩、あらゆるコストの高騰、人手不足、頻発する自然災害等、経営者が対応するべき外部環境の変化が加速しています。経営者の皆さんは、会社の先頭に立ち奮闘されていることと思います。

 しかし、変化することばかりに意識が向いてしまい、迷子になってはいませんか。いわゆるバブル期には、不動産業でもないの土地や建物で儲けようとして、多くの会社が痛い目にあいました。企業の変化対応は必要不可欠なことですが、経営の柱となる会社の「在り方」まで変えたり、忘れたりしてはいけないのです。

 迷子となるのは、「どこを目指しているのか」「何のため、誰のためにそれをするのか」という、本質的なことを見失ってしまっているからです。経営者は、変わっていくことばかりに目を向けるのではなく、まずは自分が何者なのか、どこからどこに向かっているのか、常に振り返り、軌道修正できる習慣をつけなければなりません。

 そのため、王道経営推進協議会(Oudou Keiei Association)」では、経営者が「王道経営」を実践する上で不可欠となる、物事の「本質」を正しく捉える力を養うための場づくりを行っています。これは、私が半世紀近い経営者人生の中で学んできたこと、実践してきたことを振り返り、整理し、カリキュラム化したものです。

 この取り組みを1人でも多くの経営者にお伝えすることで、「王道経営を学び、実践する、いい会社を増やす」ことにつながり、日本や世界を明るくする一助になれると信じています。

 また、将来的には「王道経営」実践企業が力を合わせ、新しい社会貢献の仕組みづくりにも挑戦していきたいと考えています。

 この趣旨に賛同していただける経営者の皆様、ぜひ本協議会にご参加いただき、一緒に強く、正しい「王道経営」の在り方を探究していきましょう。ご協力、よろしくお願いいたします。

一般社団法人公益資本主義推進協議会 代表理事 大久保 秀夫

  

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